★実際には本文はタテ書きとなります。「絵本のタイトル」と「メッセージ」はヨコ書きです。 ★赤字の部分がご希望の通りに変わります。 |
まさるくんの クリスマス |
すずき まさるくん へ 2023年12月24日 パパ と ママ より |
もうすぐ たのしいクリスマス。 まさるくんは ツリーを かざる ママの おてつだいを しながら サンタさんは ほんとに いるのかな サンタさんのくにって どんなかな あってみたいなと おもいました。 |
「まさるくん サンタさんに どんな プレゼントを おねがいするの?」 ママが ききました。 まさるくんは おもちゃも ほしいけど サンタさんと いっしょに そりにのって おともだちに プレゼントを くばりたいなと おもいました。 そこで まさるくんは サンタさんに てがみを かきました。 |
まちにまった クリスマスのよる まさるくんが おいしいケーキを たべていると まどのそとをみて パパが いいました。 「ゆきが ふってきたよ。」 まさるくんは むねが どきどきしました。 ほんとうに サンタさんに あえるような きが したからです。 |
まさるくんは ベッドに はいるまえに まどのそとを みてみました。 いつのまにか ゆきが やんで しろい おつきさまが かがやいています。 あの つきの むこうから サンタさんのそりが やってくるんだ。 |
「まさるくん まさるくん。」 だれかが よんでいます。 「あっ! サンタさんだ。」 まさるくんは めを さましました。 えほんで みたとおり あかいようふくを きた しろいおひげの サンタさんが にこにこ わらっています。 | |
「まさるくん てがみを よんだよ。 まさるくんが てつだってくれたら わしも たすかるよ。 これから せかいじゅうの おともだちに プレゼントを とどけるからね。 さあ いっしょに でかけよう!」 |
サンタさんと まさるくんは そりに のりました。 ぎんいろに かがやく うつくしい そりです。 6とうの トナカイが しずかに はしりはじめると そりは あおいよぞらに のぼっていきます。 シャンシャンと すずを ならしながら 「サンタさん さいしょは くみちゃんの おうちに いきたいな。」 |
くみちゃんは ベッドのよこに くつしたを かけて すやすや ねむっていました。 ばらいろのほっぺが かわいいな。 まさるくんは そっと くつしたのなかに プレゼントを いれました。 つぎは じゅんちゃんと こうくんです。 まさるくんは おともだちみんなに プレゼントを くばりました。 |
「さて こんどは アメリカの おともだちの いえに いくよ。」 サンタさんが そういうと トナカイは すばらしいスピードで はしり はじめました。 ほしが どんどん とんでいきます。 くもも どんどん ながれていきます。 「つぎは アフリカと ヨーロッパだよ。」 |
うみを こえ もりを こえ みずうみや さばくを とおり おおきなまちも ちいさなむらも すぎて そりは すずを ならしながら はしります。 |
こうして せかいのおともだちに プレゼントをくばって やっと そりは おおさかし なにわくの まさるくんの いえに かえってきました。 「まさるくん きょうは おてつだい ありがとう。 これは まさるくんへの プレゼントだよ。」 「サンタさん ありがとう。 とても たのしかった。 らいねんも きっと きてね。」 「もちろんだよ。」 |